SPOT3を移転するために何件か足利の不動産オーナーと話をしましたが、彼らはお金に困ってない。賑わっていた頃の足利を知っているので条件を下げて貸そうとは思わないし、地域活性の話をしてもあまり興味はなさそうな雰囲気。(その割には昔は良かった、とは言うのだけども)
逆の見方をすれば足利はシャッター街が維持出来るだけのお金はあるのだと思います。
もし中心市街地の再生を本気で考えるなら、いま不動産を持っている人たちが現状のまま(シャッター街のまま)で不動産を持っていることにデメリットになるような政策を打ち出して不動産の流動性を高めるのが良い思う。実情と乖離した家賃をふっかけられ、でも、中心市街地だから助成金が出て何とか助成期間は営業できるという地域活性は違和感があります。今後の税制改革に期待…なんでしょうかね。特区でも作ってどこかの行政がやってくれると面白いと思うのですが。
「シャッター街=衰退」ではなく「シャッターを下げても生活できるくらい儲かった」と視点を変えると今までの地域活性とは違うアイディアが出てくるんじゃないかなぁと思ったり。
という話をツイッターに書いたら↓こんなツイートを紹介して貰いました。
北海道の網走があまりにシャッター街なので、「さみしいですねー」みたいな話をしたら、「高齢化してみんな何十年も働いて持ち家だし貯金も年金もあって働かなくていいから店閉めているだけですよー。むしろ、お店閉めている家が人生ゴールしてる」という話をされて地方経済の真実を見た気がする
— 村上福之 Fukuyuki (@fukuyuki) 2014, 12月 2
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