課題を先送りすることで人生の逃げ切りが”出来ない”私たちがやること

20~30代が負う「日本型先送り」の甚大なツケ
今の日本は戦後かつてないほどの大きな課題を数多く抱えています。内政的には1000兆円を超えるほど政府部門の財政赤字が膨らんでしまい、年金・介護・医療といった社会保障制度が超少子高齢化で持続可能性が危ぶま…

東洋経済に上記記事が掲載されました。20年後に景気か不景気か、なんてことは分かりませんが、人口推計はかなり精度の高い未来予想です。

10年後、20年後の人口構成から見えてくる社会の課題について、先送りしまくって今がある。すでに様々な問題が見える化していく中で、これからも先送りしていくのか。残念ながら政治や経済の意志決定者である中高年が「先送りすることで人生の逃げ切り」を決めようとしている節があるので、先送りされるのだと思ってます。

「過去」と「現在」と「未来」という考えられる限りの課題の全部を数十年後に無茶ぶりされる今の20代、30代。その時がやってくる前から行動することで来たるべき人災に準備する。難題を押しつけられたら自体を変えていく能力や経験を今から意識して身につけないとやばい。地域を知るには地域メディアが必要だという認識でメディア運営をしています。

地元もそうですし他の地域を見てもそうですが、まちづくり系の多くは「昭和の成功体験の再現」「他の地域で成果が出たことの劣化コピー」を目指しているように思えます。一見若い人がやっているように見えても中身は「歳を取った若者」的思考が垣間見られます。

私たち、コムラボは名前の通り「ラボ=実験場」です。自分たちが正しいとか合っているとか考えていません。正解がない課題への取り組みだからです。「こういうことが考えられるのではないか」という仮説に対して検証し、次の打ち手を変えていくことをやっています。

今日のカレンダーを見て「ああ、8年前の今頃、丁度活動を始めたんだなぁ」と思ったのでつらつら書いてみました。あの時、8年後にカフェを作るとは想像すらつきませんでした。「20年前にはこんなことやってるとは想像つかなかったなぁ」と仲間たちと笑いながら話せる未来が創れれば良いなと。

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